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お客様の不安を自らの手で
安心に変える仕事

シロアリ防除の
仕事とは?

見えない所で進行し、
人々を悩ませるシロアリ被害

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みなさんは、シロアリという生物を知っていますか?名前だけ知っているという方も多いとは思います。シロアリとは、木に含まれるセルロースを餌として生きる昆虫で、自然界では朽ちた植物の分解を助け、環境保全に役立つ、無くてはならない生物で、その生息地は北海道の一部を除く日本全国です。しかし、シロアリは木を食べる場所を選ぶことができません。シロアリが生息する土の上に家が建つと、その木部を加害してしまいます。それが私たち人間にとっては大問題。大切な住宅の木部が気付かないうちに被害を受け、異変に気付いた時、壁をはがすと既にボロボロになっている。家の土台にドライバーを差すと、ぐしゃっと崩れてしまうなどの報告が後を絶ちません。床下がシロアリだらけで大変なことになっている。それを知ったときのショックは計り知れません・・・・。また、シロアリがいるとわかってからの生活は、何となく気持ち悪さや不安が付きまといます。

そこで活躍するのがシロアリ防除のお仕事!

お客様のお家に訪問し、シロアリが発生している場合は、駆除を行います。
シロアリ発覚から駆除完了まで、不安な気持ちを抱えて過ごしておられたお客様の顔が笑顔になる瞬間です。

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具体的な仕事内容

(施工担当の一例)
01

点検(床下点検、建物外周点検)

お客様からご相談を受けたら、まずはお家の状況を確認しに点検にお伺いします。

点検の流れ
所要時間:1時間程度
  • 01
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    建物外周を確認します

  • 02
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    床下に進入し、
    床下状況を確認します
    (床下点検)

  • 03
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    撮影した写真や資料を
    お見せしながら、現在の状況の
    ご報告を行います

床下点検とは

シロアリの被害、床下の水漏れや部材の痛みをチェックします。床下点検時には、家が汚れないように養生をし、お家の中にある、床下点検口や畳を上げて作った入り口から、お家の床下に潜り、状態をチェックします。床下点検では、シロアリの被害はもちろん、配管の水漏れや構造部材の痛み(カビや腐れ等)もチェックし、お客様にご報告します。お客様にとっては、ご自身で床下に潜ることは難しく、状況もわからないため、写真付きで床下の状況をご報告すると、とても喜んでくださいます。

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02

シロアリ防除施工

床下点検を行い状況のご説明を行った結果、施工を行うことが決まった場合は後日お伺いし、施工を行います。施工は概ね2名体制で行います。

シロアリ防除とは

シロアリの被害を防ぐための予防施工と、既にシロアリが発生している場合の駆除施工の両方を差す。どちらの場合も、点検→施工という流れは同じ。施工について、駆除の場合は特に被害状況に応じた施工方法が求められる。

  • STEP
    01
    ご挨拶&打合せ
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    ご挨拶をした後、工事の流れや方法、具体的な工事箇所、注意事項についてご説明します。

  • STEP
    02
    準備
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    床下に潜るための入り口の確保(多いのは床下点検口)、作業箇所の養生を行い、お客様の家を傷つけないように細心の注意を払います。

  • STEP
    03
    施工
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    ・床下に潜って、床下全体と土台の木部にしっかりと薬剤を散布します(ここで使用する薬剤は、人体や環境に配慮した非常に安全な薬剤ですのでご安心ください)。状況によっては、木部にドリルで小さな穴を開けて、そこから薬剤を注入する場合もあります。
    ・床下以外にも、玄関やお風呂、外側の壁などにも穴を開けて薬剤を注入することがあります。(家の構造や被害の状況等で都度判断を行います)穴を開けた場合は必ず、穴を開けた部分が目立たないように木栓で穴を埋め、その上からモルタルで補修します(これで穴を開けた箇所はほとんどわからなくなります)。

  • STEP
    04

    ご挨拶をした後、工事の流れや方法、具体的な工事箇所、注意事項についてご説明します。

床下に潜る際の服装
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床下は狭く、いざ潜ってみないとどんなものが落ちているかわかりません。カビやほこり、砂、虫、その他異物から身を守るために全身をしっかり覆います。

  • 帽子
  • 必要に応じてゴーグル
  • つなぎの服(フード付きがベター)
  • ひざあて(床下の高さが低いとすりむく)
  • 保護手袋
  • 作業靴
  • 防塵マスク

ここがポイント

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    POINT

    自身の成長とともに、専門性が発揮される仕事

    シロアリは住宅を加害し被害を与えますが、1匹1匹はとても弱い生き物。そのため、目の前に現れたシロアリは簡単に死んでしまいます。しかし、シロアリは家の近くに数十万~数百万匹で巣を作るため目の前にいるのはそのうちのほんの一部。この巣を躯除するのが難しいのです。また、一口にシロアリと言っても1種類ではないため、その種類によっての駆除方法が異なります。そのため、シロアリを完全に駆除するためには、シロアリの知識はもちろん、薬剤や施工方法の知識、家の構造に関する知識が必要となります。とはいえ、仕事を始めたときから知識がある人はほんの一部で、現在活躍している人のほとんどが未経験スタート。
    仕事に携わる中で少しずつ経験を積み、知識や技術を身に着け、活躍のフィールドを広げています。

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    POINT

    慣れない床下での作業も、だんだん慣れていくので大丈夫!

    床下に潜る仕事と聞いても、なかなか想像がつきにくいと思いますので以下の通り解説します。具体的には、床の高さは地面から45cm以上と建築基準法で定められていますので、実際に潜る床下の高さもそれに近くなります(成人男性でも多くの方が潜れる高さです)。床下の状態は、地面がむき出しの状態である布基礎の場合もありますが、最近は床下がコンクリートで覆われたベタ基礎が主流になっていますので、床下環境は改善していると言えます。床下に潜る仕事は最初こそ、不慣れで大変な仕事だと感じるかと思いますが、やっているうちに慣れてくるので、最初の大変だと感じる期間を過ぎれば、長く働き続けている方もたくさんいるというのがこの仕事の特長です。

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